体重:1330g
トモママ、早朝から胸に激痛を覚え、39℃近い高熱を発して、かかりつけの助産院(母乳マッサージ専門)へ。
「乳腺が詰まった」ことによる発熱とのこと(乳腺炎)。
ふつうに赤ちゃんにお乳を与えているお母さんは、自分で搾乳をしないので、熱が出ても「風邪かな?」と思って発見が遅れてしまうことも多いらしい。
トモママは、自分で搾乳しているのと、激痛を覚えたので
(あと、そういうことがあるということを知識として知っていたので)
「これは多分そうだ」
と思ったそうだ。
ひどくなると、手術をしなければならなくなることもあるらしい……。
トモママの場合は、その手前で発覚したのでまだよかったんだそうだ。
疲れが溜まったり、あと乳脂肪分の多い食事を続けても発症する確率が高まるとのこと。
おっぱいのためには、牛乳やバターなど「ミルク」を原材料にした食材はむしろお勧めなのでは? とトモパパも思っていたので、けっこう意外だった。
お乳の出をよくするには、ズバリ伝統的な和食が一番だそうです。
とにかく、乳腺を揉みほぐして詰まりをとり、あとは熱が下がるまでひたすら安静にしているしかない。
ふつうなら解熱剤などを服用すれば楽になるのだろうが、お乳に薬が混じってしまうのを避けるため、せいぜい漢方薬(葛根湯)くらいしか飲めないのだ。
(実際はお乳に影響の少ない薬もあるそうだが、とりあえず)
搾乳・授乳期間は常備していました↓
そのことが余計にもどかしく、近くで見ていて痛々しい。
そんな状態でも、3時間ごとの搾乳は怠けないトモママ。
トモのためでもあるし、詰まった乳腺から少しづつでもお乳を出すことが、回復には必要なのだ。
そんなこんなで、今日はトモママはもちろん、トモパパもトモには会いに行けず。
トモママのために、解熱作用があるというネギを使ったスープを作ったり、頭を冷やす氷を取り替えてあげたりして過ごす。
「今日一日で、かなりトモパパの点数があがったね」
と、高熱でフラフラしているわりに、そんなことを言うトモママ。
トモパパの点数なんかどうでもいいから、早く元気になって欲しい。
・「搾乳」カテゴリへ
1回分の粉ミルクを小分けして携帯できて、外出時に重宝しました↓
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
生後80日目~
8月5日(生後83日目=修正38週0日)網膜症経過
体重:1398g
心電図のモニターが不要となり、ずっと背中に貼られていた心電図用のパッドも無くなりました。
これで、モニターは呼吸がうまくいっているかを示すSPO2用だけになった。
お薬もすべてお口から飲めるようになった。
鼻チューブは様子見で、いちおう外さないであるだけとの由。
ミルクも、まだまだ飲めそうな気配。
抱っこしながら顔を近づけたら、トモパパのメガネをつかんでズラしちゃいました。
眼科の先生に、未熟児網膜症の経過について伺う。
右目内部の端(耳側)に若干出血の跡があるが、レーザーで焼いた個所からの出血なので、今のところは網膜症進行のせいではなく、レーザーによる出血が吸収されきってないだけだと判断しているとのこと。
このままの状態でいけば、今後もレーザーは無し。
もちろん週2回の検査は退院まで続き、再び網膜症進行が認められればレーザー再開となる。
前に、網膜症は修正37週くらいまでは進行するが、それ以降は落ち着くことが多いと聞いていたので、このままいくと思いたいんだけど……(トモは修正38週)。
右目のレーザー本数が多かったのは、右目のほうが進行が速かったから。
ただし、それがすなわち右目の視力低下につながるというわけではないとのこと。
両目とも、まったく問題ないだけの視力を確保出来る可能性もあるし、逆に思ったほど視力があがらない可能性もある。
3~4歳になって視力検査をするまでは、ハッキリしたことは何も言えない。
斜視・視野狭窄より、今はどれだけ視力が確保出来るかが重要、とのことでした。
初めてのオモチャとして買ったガラガラ。
「コンビニ袋」のカサカサ音が出る(聞かせると、なぜか赤ちゃんが泣き止むと言われている)。
入院中は、消毒できるプラスチック製のオモチャ1点のみ側に置いておけました。
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
8月7日(生後85日目)授乳訓練開始
8月8日(生後86日目)退院に向けての準備
体重:1480g
ミルクの量:1回32ml(×1日8回)
少し前の停滞期が嘘のように、2日連続の1日30g以上増。
夢の1500gが見えてきた。
授乳訓練が始まると、ママのカンガルーケアは原則無し。
(その時間があれば授乳訓練にあてるということかと)
「カンガルーケアは、お乳の出ないパパのためにとっておきましょう」
と言われたそう。
トモママのいる間2回の哺乳瓶によるミルクタイムがあったが、どちらも上手に飲めていた由。
ウンチ、5時間の間に3回。
浣腸は1日1回(朝9時)に減っているので、けっこう自力でブリブリ出していることになる。
鼻チューブが外れて素顔になり抱っこもフリーになると、前にも増して毎日幾らでも会いたい気持ちが募るし、行ったらいつまででも傍にいたくなるけど、
退院に向けての準備や、仕事そのほかもちゃんと進めておかねばならない。
特にトモパパはスケジュールを比較的自分で決められる仕事なので、トモに会おうと思えば他のことを後回しにして行けるぶん、会いたいだけ会っていたら大変なことになる、かも……。
「トモに会って抱っこするのも育児だが、会えない時間にいろいろ進めるのも大事」
と自分に言い聞かせています。
退院後に必要な物については、こういうサイトも参考にしました。
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
8月9日(生後87日目)1500g!
8月10日(生後88日目)逃げてはいけない
GCUでは、オムツ替えや哺乳瓶でのミルクなど、どしどし親に振ってくれることが多い。
オムツ替え2回、ミルクもあげました。
ミルクタイムの前に抱っこしていたら、トモパパの胸のあたりを白衣の上からチュパチュパ。
トモママによる授乳訓練はまだ1回なのだが、すでに
「このへんからお乳が出るはずだ」
ということを覚えたのかな?
目の検査、今日もレーザー無し。
ここまでくれば、さすがにもうレーザー治療は無し(=網膜症進行はストップしている)と思うのだが、今後も後遺症などは心配……。
隣のコットの赤ちゃんが未熟児網膜症の初期で、ママさんがレーザーがあるかどうかとても心配しておられたので、他人事とは思えず思わず声を掛ける。
病院での搾乳の際、トモママと何度か話したことのある方だった。
しばらくいろいろと話す。
こういう横の繋がりで、だいぶ救われる。
夜はトモママと、トモ退院後の生活スタイル(みたいなこと)についていろいろ話す。
互いに初めての育児、不安もあり、いろいろ揺れ動いたり、意見をぶつけ合ったり。
改めて肝に銘じたいが、逃げてはいけない。
でも最後は、2人でトモの写真を見ながら笑い合った。
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
トモが産まれてすぐに、何冊か本を買って勉強しました。
個人差がある&状況もそれぞれなので、何冊か読んで「参考にする」のがよいと思います。
8月11日(生後89日目)育児相談&授乳訓練
トモパパが病院に着くと、トモはちょうどミルクの時間。
その後しばらく抱っこするが、何だか今日はいっこうに眠らず。
トモママの話では、こないだは6時間くらいずっと起きてたこともあったらしい。
興奮してるのか?
それともほかの理由が?
先日は、ミルクタイムのあと抱っこしてたらすぐに眠ってしまったんだけど。
その後トモママと一緒に、病院に設けられている「医療相談室」へ。
公営の託児サービスなどについて、いろいろレクチャーを受ける。
両親とも仕事時間が不規則だったり何やかやで、トモ退院後は少なからずそういったサービスを利用することになる。
こういうの、地域によって充実度にかなり差があるそう。
我が家のエリアはけっこう選択肢が豊富だったが、そうではない地域もけっこう多いらしい。
その後トモママは授乳訓練、トモパパは保育園の資料を貰いに役所へ。
トモママの報告では、授乳訓練では8mlのお乳を飲んだそう。
(今日はミルクタイムからあまり経過してなかったので、あまり飲まないかもと言われていた)
その後は疲れたのか、ぐっすりだったそうです。
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
トモ入院中に購入、その後もずっと使用しているベビーだんすです↓
8月12日(生後90日目=修正39週0日)レーザー治療再開
7月20日を最後にずっとレーザーが無かったので、正直、不意打ちを食らった感じで動揺した。
トモママは仕事中、空いていたトモパパがすぐに病院へ。
レーザー治療直後のトモは、目は腫れていたが、とりあえず泣いたり苦しがったりはしていなかった。
抱っこすると一所懸命薄目を開けようとするので、
「ああ、ここまでしか開かないのか」
と涙がこぼれそうになったが、やがて意外にパッチリと大きく目を開き、フッと微笑さえしてくれた。
それでも、まぶたは腫れていたけど……。
そのうちミルクの時間になり、トモパパが哺乳瓶でミルクをあげたら、相変わらずちゃんと全部飲んで、そのあとゲップを出すか出さないかのうちに「コテン」という感じで眠ってしまった。
目の検査と治療で、疲れてたんだろう。
ミルクについては、目の検査とレーザー治療があったため、1回飛ばしたそう。
いちおう、そのあとのミルクは少し早目にしてはくれたけど。
レーザー治療のあとすぐミルクを与えると、次のミルクの時間もズレてしまうので、そういうわけにはいかないらしい。
でもこういうのも、家で手元で育ていれば臨機応変に出来るのに……とは思う。
トモ自身が、空腹を訴えて泣き出すほどではなかったのが救いだったが。
(お口をチュパチュパさせてアピールはしていたけど)
2時間半ほど抱っこして帰った。
体重:1568g
ミルクの量:1日34ml(×1日8回)
網膜症については、またいずれ眼科の先生に会って話を聞かなければ何とも言えない。
トモに会って、抱っこしていると、何だか「大人がもっとシッカリしなければ」ということを思う。
トモがこれだけ頑張っているんだから、ということではない。
頑張っている、という思いがある一方で、
(トモは何もわからないまま、ただすべてを受け容れていくしくしかないんだもんな)
という気持ちが正直ある。
でも……いや、だからこそ、
「大人がクヨクヨしたり、フラフラしたりしてる場合じゃないぞ!」
と、そういうことを思った。
トモが生まれる前までは、まだどこかで自分は子どもなんだという気分があった。
でも、もうそうではないのだ。
本当の意味での、大人になることが求められている。
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
↓書いてあること、まだまだ実践できていないことも多いですが……。
8月13日(生後91日目)新生児微笑2
ミルクの量:1回35ml(×1日8回)
レーザー治療の翌日で、やはり目は少し腫れていたが、ふつうに開けることは出来ていた。
何だか今日はおねむモードで、ウンチをしたオムツを替えてあげている時も、トモパパが哺乳瓶でミルクをあげているときも、半分眠ったまま。そ
(それでも全部ちゃんと飲んだけど)
ミルクタイム後10分間くらいは目を開いていて、何回か微笑してくれました。
こういうの、快・不快とはあまり関係ないただの反射だという説を聞いたが、それでもレーザー治療翌日に見せてくれると、ちょっとだけホッとする。
痛かったり不機嫌だったりしたら、さすがにこんな表情はしないと思いたい。
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
動画を撮影している場合は、こまめな整理をぜひ……。
(トモパパはずっと放置してたので、後で大変でした)
8月14日(生後92日目)誕生から3カ月
トモが生まれて今日で3カ月。
約1ヶ月目(6/13)の写真。まだ鼻の酸素マスクをしている。
この時点で730g前後。
2か月目(7/14)。
1079gだった。
そして今日、3か月目の写真。
NICU時代にお世話になった看護師さんが、GCUにトモの様子を見に来てくれて、ちょっと話が出来た。
ミルクを飲んだあとなかなか寝ない時があるという話をしたら、
「お兄さんになって起きてる時間が長くなったんですよ。あと、遊んで欲しいんですよ」
と言われた。
そう言えば今日は、顔を近づけるとトモパパのメガネのフレームをつかんでズラしてしまうということが3回もあった。
偶然だと思っていたのだが、わかっていて遊んでいたのか?
しかし、そんなことを聞くとますます行くたびに帰りづらくなってしまう。
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
写真の整理はコツコツと……。
(トモパパはしばらく放置していたので、あとで苦労しました!)