退院時に主治医の先生から説明があったことのまとめです。
退院日:9月8日
体重:2496g
・予防接種について
接種時期は、修正年齢(後述)ではなく、暦の実年齢で考える。
トモの場合は、5月14日生まれのほかの赤ちゃんと同じに考えればよいということ。
3種混合、BCG、ポリオ、シナジスの各接種については公的な助成あり。
シナジスは冬場に流行するRSウイルスに対応するもの。このウイルスに感染すると肺炎や肺気管支炎を起こす可能性があるが、ワクチンを接種しておけば症状が軽減される。
ほか、Higワクチン、ブレペナーの2種は自費になるが、接種を推奨している。
HIgワクチンは「インフルエンザ桿菌」(かんきん)に対応。これに感染すると、細菌性の髄膜炎を起こす可能性がある。
ブレべナーは肺炎球菌に対応。
感染すると脳、神経系に後遺症が残り、難聴になったりする。
いずれも、定期健診の際にまた相談してください、とのこと。
・発達について
発達については、修正年齢を目安にする。
トモの場合は、出産予定日だった8月19日に生まれたほかの赤ちゃんと同じように考えるということ。
たとえば首が座るのは出生4カ月が目安なので、トモの場合は12月半ば(実年齢だと8カ月になる)くらいにそこまでいくのが目安、ということになる。
もちろん個人差があるので、飽くまで目安ということ。
これは未熟児でなくても同じですね。
脳波(脳の活動を見る)、頭部MRI(脳の構造を見る)の各検査では、特に異常はない。
出血や、出産時の低酸素状態による脳梗塞的な状態も、とりあえずは認められない。
ただしこれは厚さにしておよそ5mmごとに脳を検査した結果、つまり抜き打ち検査のようなもので、異常のある部位を見逃している可能性は無いとは言えず、今後の発達については引き続き見極めていく必要がある。
脳の成熟度は生後40週の赤ちゃん相当。
脳波、問題無し。
・未熟性に関連する薬、治療などについて
退院時点で、貧血と、軽度の未熟児性くる病が続いている。
貧血のために鉄材(インクレミン)、くる病のためにアルファロール(ビタミンD剤)の投与を続ける必要あり。
1日1回、ミルクに混ぜて飲ませる。
薬を卒業する時期は、外来で相談。
加えて、トモママの母乳だけだと不足する栄養があることが判明しており、母乳には栄養強化パウダーを混合+粉ミルクとの併用が望ましい。
・鼠径ヘルニア
いずれ手術すると考えておいてほぼ間違いない。
手術時期は、トモが麻酔に耐えられる3000g~5000gになってからが目安だが、これも詳しくは小児外科の外来で相談。
それまで家庭では、特にケアは必要無し。
トモの場合は、押してもヘルニアが戻らないカントン(こうなると危険)になる可能性は小さいとのこと。
もちろん、ヘルニアが赤く腫れたり、痛がって苦しんだりすればすぐに病院へ連れて行く。
ほか、おへそもヘルニアになっているが(いわゆる「でべそ」になっている)、これは腹直筋の発達に伴って引っこむことが多いそうで、1歳くらいまではこのまま様子を見るということ。
【追記】
・ヘルニアについては、退院後に「押しても引っ込まない」事態が発生
↓
緊急手術をすることになりました……。
(詳細はこの記事へ)
・でべそについては、いつの間にか普通になりました。
(2)に続きます。
【退院時の状態など(2)へ】
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
やろうやろうと思いながら、意外に忘れてしまう(←我が家だけ?)「手形取り」。
未熟児の場合は退院まで手形がとれないので、退院時に。
退院日:9月8日
体重:2496g
・予防接種について
接種時期は、修正年齢(後述)ではなく、暦の実年齢で考える。
トモの場合は、5月14日生まれのほかの赤ちゃんと同じに考えればよいということ。
3種混合、BCG、ポリオ、シナジスの各接種については公的な助成あり。
シナジスは冬場に流行するRSウイルスに対応するもの。このウイルスに感染すると肺炎や肺気管支炎を起こす可能性があるが、ワクチンを接種しておけば症状が軽減される。
ほか、Higワクチン、ブレペナーの2種は自費になるが、接種を推奨している。
HIgワクチンは「インフルエンザ桿菌」(かんきん)に対応。これに感染すると、細菌性の髄膜炎を起こす可能性がある。
ブレべナーは肺炎球菌に対応。
感染すると脳、神経系に後遺症が残り、難聴になったりする。
いずれも、定期健診の際にまた相談してください、とのこと。
・発達について
発達については、修正年齢を目安にする。
トモの場合は、出産予定日だった8月19日に生まれたほかの赤ちゃんと同じように考えるということ。
たとえば首が座るのは出生4カ月が目安なので、トモの場合は12月半ば(実年齢だと8カ月になる)くらいにそこまでいくのが目安、ということになる。
もちろん個人差があるので、飽くまで目安ということ。
これは未熟児でなくても同じですね。
脳波(脳の活動を見る)、頭部MRI(脳の構造を見る)の各検査では、特に異常はない。
出血や、出産時の低酸素状態による脳梗塞的な状態も、とりあえずは認められない。
ただしこれは厚さにしておよそ5mmごとに脳を検査した結果、つまり抜き打ち検査のようなもので、異常のある部位を見逃している可能性は無いとは言えず、今後の発達については引き続き見極めていく必要がある。
脳の成熟度は生後40週の赤ちゃん相当。
脳波、問題無し。
・未熟性に関連する薬、治療などについて
退院時点で、貧血と、軽度の未熟児性くる病が続いている。
貧血のために鉄材(インクレミン)、くる病のためにアルファロール(ビタミンD剤)の投与を続ける必要あり。
1日1回、ミルクに混ぜて飲ませる。
薬を卒業する時期は、外来で相談。
加えて、トモママの母乳だけだと不足する栄養があることが判明しており、母乳には栄養強化パウダーを混合+粉ミルクとの併用が望ましい。
・鼠径ヘルニア
いずれ手術すると考えておいてほぼ間違いない。
手術時期は、トモが麻酔に耐えられる3000g~5000gになってからが目安だが、これも詳しくは小児外科の外来で相談。
それまで家庭では、特にケアは必要無し。
トモの場合は、押してもヘルニアが戻らないカントン(こうなると危険)になる可能性は小さいとのこと。
もちろん、ヘルニアが赤く腫れたり、痛がって苦しんだりすればすぐに病院へ連れて行く。
ほか、おへそもヘルニアになっているが(いわゆる「でべそ」になっている)、これは腹直筋の発達に伴って引っこむことが多いそうで、1歳くらいまではこのまま様子を見るということ。
【追記】
・ヘルニアについては、退院後に「押しても引っ込まない」事態が発生
↓
緊急手術をすることになりました……。
(詳細はこの記事へ)
・でべそについては、いつの間にか普通になりました。
(2)に続きます。
【退院時の状態など(2)へ】
体重&身長の推移(←クリックで開きます)
成長曲線(←クリックで開きます)
【パパ育児】
やろうやろうと思いながら、意外に忘れてしまう(←我が家だけ?)「手形取り」。
未熟児の場合は退院まで手形がとれないので、退院時に。